当ページでは、htaccessの留意事項についてまとめています。
htaccessコーディング時の注意事項やhtaccessファイル自体の注意事項などについて掲載していますのでご確認ください。
Windowsでは、「.htaccess」や「.htpasswd」の名前のファイルを作ることが難しい時があります。
先頭が「.」の場合、拡張子と判断され保存エラーになったり、勝手に「.txt」などの拡張子が付けられる場合があります。
このため、Windowsでは「htaccess.txt」「htpasswd.txt」のファイル名で保存し、FTPでアップロードするときにファイル名を「.htaccess」に変更することをお勧めします。
WEBサーバに「.htaccess」ファイルを設置した場合、「.htaccess」ファイル自体をブラウザから参照される可能性があります。内容を見られても特に機能には影響しませんが、見られないようにする方が望ましいと考えられます。
このため、htaccess設置時には以下の通りファイルのアクセス制限を追加することをお勧めいたします。
1~3行目を指定することにより「.htaccess」や「.htpasswd」など「.ht」から始まるファイルに外部からアクセスできなくなります。
htaccessは、htaccessファイルを置いたディレクトリ配下がすべて対象となります。
たとえば、
「public_html」のディレクトリ内にhtaccessファイルを置いた場合は、以下の通り「public_html」およびサブディレクトリが適用範囲となります。
「member」のディレクトリ内にhtaccessファイルを置いた場合は、以下の通り「member」およびサブディレクトリが適用範囲となります。
htaccess内にコメントを付ける場合は、先頭文字を「#」とします。
たとえば、以下の「.htaccess」ファイルの場合、
2行目の「#」で始まる行はコメントと認識され機能には影響しません。
htaccessファイル内に日本語含めることはできますが、トラブルとなる可能性もあり、お勧めできません。
日本語を含む場合、文字化けが発生したり、サーバーエラー(Internal Server Error)が発生することがありますので、特別な事情が無い限り、半角文字(アスキー文字)を使用する方が安全です。
「.htaccess」で「Files」、「RedirectMatch」、「SetEnvIf」などを使用した場合、正規表現が利用されます。
正規表現でのエスケープ漏れなどで、htaccessが正常に動作しないこともありますのでご注意ください。(例では、「.」(ドット)が「\.」としてエスケープされています)
正規表現については、多くのサイトで構文が記載されていますので、検索でご確認ください。