ホームページを見るとき、各ブラウザが使用しているパソコンのブラウザやOSの情報を発信しています。この情報をユーザーエージェント(User-Agent)と言います。
ユーザエージェントを利用することで「スマートフォン」「と「パソコン」の切り分けを行い、表示するページの切り替えなどが行われています。
ただし、ユーザーエージェントは偽装も可能なため必ず正しい情報とは限りません。
ユーザーエージェントは、サーバーに自動送信される内容のため、htaccessで判別などに利用可能となります。
現在、あなたの利用している環境(ブラウザやOS)がどのようなユーザーエージェントを送信しているかは、以下にて確認可能です。
開かれたページの「OS/ブラウザ等情報」をご確認ください。
ユーザエージェントは以下のような文字列となっています。
使用している機器やブラウザ、OSにより内容が異なりますので、新しいOSやブラウザが出たときは新たなキーワードに対応する必要があります。
ユーザエージェント サンプル | |
---|---|
windows PC |
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 6.1; Trident/4.0; SLCC2; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.5.30729; .NET CLR 3.0.30729; Media Center PC 6.0; .NET4.0C) |
iPhone |
Mozilla/5.0 (iPhone; CPU iPhone OS 8_3 like Mac OS X) AppleWebKit/600.1.4 (KHTML, like Gecko) Version/8.0 Mobile/12F70 Safari/600.1.4 |
Android |
Mozilla/5.0 (Linux; Android 4.4.2; SH-01F Build/SA090) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Version/4.0 Chrome/30.0.0.0 Mobile Safari/537.36 |
このユーザエージェントをキーワード検索することで、使用しているOSやブラウザなどの判定をすることができます。
OSやブラウザなどの組み合わせによりスマートフォンの判定などでも利用できます。
ユーザエージェントは、スマートフォンなどの切り分けで非常に有効な手段となりますが、正しい情報とは限りません。
レジストリの変更やブラウザの設定によりユーザエージェントを加工(偽装)することができます。
また、使用しているブラウザによっては、メニューから簡単にユーザエージェントを変更することができます
このため、ユーザエージェントは100%の精度ではありませんのでご注意ください。
ユーザエージェントには、通常、個人を特定するような情報は含まれていません。
主として使用している機器やOS、ブラウザなどの情報となっています。
一部携帯電話(ガラケー)で製造番号などが含まれる場合があります。